一般社団法人日本東洋医学会 関西支部

一般社団法人 日本東洋医学会は漢方医学(漢方、鍼灸)を教育・研究する学術団体です。

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大阪府

学術総会終了のお礼

2024年6月6日

第74回日本東洋医学会学術総会 参加者 各位

謹啓 時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

この度は大阪国際会議場で開催いたしました第74回日本東洋医学会学術総会に多数ご参加いただき誠にありがとうございました。

今年は現地参加を主体とした開催形式とすることができ、また会員の交流を深める懇親会をコロナ前と同じように開催することができました。お陰様で3,548名の皆様に参加いただきました。これもひとえに参加いただいた皆様、企業の皆様、お手伝いいただいた皆様はじめ多くの方々のご支援の賜物であると存じます。心より感謝申し上げます。

さて、今回のテーマは「東洋医学を通した和の構築〜病人さんに還る〜」でした。現地で互いに顔を合わせて語り合うことにこだわった今回の学術総会には、多くの先生にお越しいただくことができました。プログラムもいろいろと工夫を凝らした結果、内容も充実し、会場内では論点を外すことなく熱気あふれるディスカッションが繰り広げられました。また、一歩フロアに出ますと、「やあ先生、ひさしぶり!」から始まる笑顔と談笑に包まれる、そんな総会でした。

今回初めて抄録集を紙媒体ではなく、WEB抄録集によるスタイルに変更しましたので、戸惑われることもあったのではないかと心配していました。最終的には、受付その他で紙媒体の抄録集も販売しましたが、このあたりの試行錯誤は今後も必要かと思います。

これまで「何となくわかったような、よくわからないような、でもよく使っているよなあ」という汎用方剤に対しても、一歩進んだ理解を目的とし、討論にじっくり時間をかけることができました。もちろん、すべてをクリアカットにするのは難しいですが、これから先生方が目指す方剤運用に寄与できたかと思います。

顔を合わせてお話ができることで改めて「和」をご実感いただけたのではないでしょうか。これからも「病人さん」を念頭に置いて診療をしていただくことを期待しています。

今後とも、東洋医学会の発展に力をお貸しいただきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

末筆ではございますが、皆様の益々のご健勝とご活躍をお祈り申し上げ、お礼のご挨拶とさせていただきます。

謹白

第74回日本東洋医学会学術総会
会頭 三谷和男
準備委員長 山崎武俊